自律神経の異常
60代女性/パティシエ(洋菓子店)/右半身の痛み(右側にズレを感じる、右側の腸の動きが悪い)
お住まいは、千葉県の多古町(当院から車で20分位の場所)ですが、派遣の仕事の通勤で当院のある富里市まで来ているとの事です。
お仕事の帰りにグーグルマップで当院を見つけて来院されたそうです。
首~足首まで、右半身全体に痛みがあり、右側にズレを感じていて、腸の動きも右が悪いとの事です。
触診の感じでは、右に限らず、左も、かなりのコリでした。ただ、ハムストリングス(太腿の裏の筋肉)の内側などは明らかに右がコっていて、場所によっては右側の負担が大きいという印象です。
腸の動きが悪いのは、自律神経の乱れが原因かと思います。ストレスなどで自律神経が乱れると、交感神経昂進→副交感神経抑制が起こり、結果、自律神経反射により内臓の活動が低下します。
※自律神経は、交感神経(緊張・興奮)と副交感神経(リラックス)という逆の作用をする、2種類の神経から成り立っていて、シーソーの様にお互いバランスを取り合いながら働いています。
本業は御自宅をリフォームされて3年前に始められた洋菓子店との事ですが、コロナの影響を受け、予約制で対応し、派遣やバイトもやり収入を確保しているとの事で、大変なストレスの中での生活かと思います。
当院へ通院するのも厳しい状況かもしれませんが、御身体の健康あっての幸せな人生かと思いますので、是非、当院への定期的な通院で御身体のメンテナンスをして頂きたいと思っております。